古いパソコン データ移行

古いパソコンからデータ移行したい！

方法や注意点を徹底解説！

パソコンを新しくした際、古いパソコンからデータ移行をする作業が必要になります。しかし、パソコンにあまり詳しくない人にとって、データ移行は非常に手間が掛かかる作業で負担も大きくなります。パソコン購入時に説明を受けても、実際に実行するとなるとわからなくて困ってしまう人もいるでしょう。そこで、古いパソコンからデータを移行する方法や注意点について、詳しく解説します。

データ移行をスムーズに進めるためには、事前に準備すべきことがあります。ここでは、移行前にやるべき3つのポイントについて解説します。

1-1. 移行したいデータの整理

まず、移行したいデータを整理しておくことで、移行がスムーズに行なえます。不要なデータはあらかじめ削除しておいて、移行したいデータの整理をおすすめします。

また、ダウンロードしているアプリや必要なID、パスワードがログインできなくならないように、まとめてメモしておくようにしましょう。再度インストールが必要な場合も、慌てずにすみます。

1-2. 外付けのストレージを用意

HDDやUSBなどを使用してデータ移行をする場合は、ストレージの容量を必ず確認してください。容量が少ないと大きなデータを移せません。また、データのコピーや削除を繰り返し手間が掛かってしまいます。パソコン内のデータ容量よりもストレージの容量に余裕のあるものを準備しておくことが必要です。また、パソコンのバッテリーが移行中に切れてしまうことがあるので、事前にしっかりと充電しておきましょう。

1-3. 専門店に相談する

パソコン操作や説明文を読むことに抵抗がある方は、事前に専門店に相談しておくことをおすすめします。準備すべきことや有料でデータ整理の手伝いをしてくれる店舗もあるでしょう。大切なデータを失わずに手間なく確実にデータ移行を行なえます。

データ移行前の準備が整ったらいよいよ移行していきます。具体的な3種類の移行方法について解説します。

2-1. データ移行ソフトを使用する

パソコンメーカーが薦めているツールやデータ移行ソフトを使用してデータ移行をする方法があります。

メリットとしては分からない操作がある場合、サポートが受けられます。しかし、メーカーが薦めるツールは移行するパソコンが同じメーカーでないと利用できない場合もあるので、対応しているものかどうか事前に確認しておきましょう。

2-2. USBドライブ経由で転送する

USBやDVDなど、外付けの記録メディアを使ってデータ移行する方法もあります。記録メディアにデータ移行をし、新しいパソコンに挿入することで簡単にデータ移行が完了します。記録メディアも比較的安価に手に入る上、移行するデータ容量によって購入すべきメディアも自由に変えられるので便利です。

2-3. オンラインストレージサービスを使用する

インターネット上にある記録保存領域の、オンラインストレージサービスを利用して、データ移行する方法もあります。USBなどの破損が心配な人や、より手間を省きたい人におすすめです。また、複数のパソコンでアップロードしたデータを、インターネットを通して一度にデータ移行できるメリットもあります。記録メディアの故障や破損などの不具合にも影響されず安心です。

新しいパソコンへのデータ移行の準備や方法について解説しましたが、実際さまざまなトラブルがあります。大切なデータを失わないように、データ移行時の注意点について解説します。

3-1. 余裕を持って時間を作る

データ移行で失敗しないためには、余裕をもってデータ移行のための時間を作ることが大切です。

新しいパソコンを使用する間際にやるようでは、移行に時間が掛かり、トラブルが起きた際に対処しきれずスムーズに移行ができません。

3-2. バックアップを取る

絶対に失いたくない写真や動画などは、必ずバックアップを取っておきましょう。外付けのHDDやUSBだけではなく、オンライン上サービスを利用し2～3つのバックアップを取ると安心です。万一、破損してしまった場合でも安心して移行を行なえます。

3-3. 故障状況を確認する

故障してしまったパソコンからデータ移行をする場合は、故障状況を確認する必要があります。電源が付かない、操作が出来ないなど、自力でのデータ移行が難しい場合は、専門店で移行してもらいます。壊れたパソコンの中からハードディスクドライブを出して、新しいパソコンに接続するので、一歩間違えるとデータがすべて飛んでしまうので自分では行わないように注意しましょう。