タブレットが水没するとどのような影響がある?
普段の生活の中でお風呂の中で本を読んだり、動画を見たり、料理をしながらレシピを見ることにタブレットを使うことがあるでしょう。そんな日々使用するなかでとくに気をつけたいことは、タブレットの水没です。今回はタブレットが水没した際の対処法について解説しますので、正しい知識を身につけましょう。
1. タブレットが水没するとどのような悪影響がある?
お風呂やキッチン周りで動画を見ていたり、本を読んでいたりする時に、水没してしまうと焦ってしまう気持ちがあるかもしれません。水没をすると具体的にタブレットに起こる可能性のある症状としては、以下のようなものがあります。
1-1. 電源がつかなくなる
まず、水没して起きる可能性の高い症状としては電源が入らなかったり、電源が切れなくなったりすることがあります。水没することで端末の基盤が浸水してしまい、基盤の金属にサビが生じてしまったり、濡れることによって機器が故障したりするのです。
これまで利用できていた端末の電源が入らなくなることで、利用できなくなることは不便ですので避けたいでしょう。
1-2. スピーカーから音が出ない
直後に良く起きる症状として、スピーカーからの音が出なくなることもあります。スピーカーに水が付着したことにより音が聞こえづらくなる場合もあるのです。
1-3. 充電ができなくなる
他に水没した際に起きることとしては、充電が出来なくなってしまうこともあります。端子内に水分が検出された際には、充電ができないようになっている機種もあるほどです。水分が付いたまま充電すると、タブレットが故障するのみならず、発火の恐れもあるので注意しましょう。このような症状が起きる可能性もありますので、水没した際には適切な処置を施す必要があります。間違った対処をしては故障の可能性もあるので焦りは禁物です。
2. タブレットが水没した時の対処法
それでは、もしもタブレットを水没させてしまった際の対処法についても触れていきます。間違った対応を行う前に、正しい対処法を知り、故障を防ぎつつ万が一に備えましょう。
2-1. 水分を拭き取る
まず必要なこととしては、タブレットに付着した水分をふき取ることです。端末に水分が付いたままでは、どんどんと浸水が進み、本体にダメージが入る可能性もあります。したがって端末に水分が付いた際には、タブレットの水分をふき取る必要があります。水没した際に思わず行ってしまう行動として、端末を振って水滴を落とすようにする行動ですが、端末をふることは禁物です。端末の中に水分が入り込んでしまう可能性もありますので注意しましょう。
2-2. 袋に入れて乾燥させる
続いて行いたいこととしては、ジップロックなどの密閉した袋の中に乾燥剤を入れて乾燥させることです。「端末の水分を乾燥させるだけならドライヤーで送風する方法も良いのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この方法も端末内部に水滴が入る可能性や、温風を送る場合は内部の基盤に悪影響を与える可能性もあります。そのために袋の中に乾燥剤を入れて2、3日放置して乾燥させることが理想的です。
2-3. SIMカードやSDカードを抜く
上記の行為を行うために他に行っておきたいこととして、SIMカードやSDカードを抜いて避難させておきましょう。充電パックを外せる端末であればそちらも外しておきたいところです。水没した際には思わずNGとなる行動を取ってしまいがちですが、逆に端末を悪化させてしまう可能性もありますので正しい行動を認識しておきましょう。思わず端末を振ってしまうこともあるかもしれませんが、どうして危険なのかについて、認識しておくことで正しい行動をとれるでしょう。
3. タブレットの水没を防ぐためには?
それではタブレットが水没してしまった際の対処法について、学びましたが、そもそもタブレットの水没を防ぐ方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
3-1. 水回りで使用しない
タブレットの水没を防ぐために最も直接的な解決策としては、水回りでの使用をなるべく控えることです。
入浴しながら使用したり、料理をする際の確認には使ったりという目的もありますので、一概にすべて控えることはむずかしいでしょう。しかし、水回りから端末を離すことで、水没の可能性を下げることが可能です。
3-2. 防水機能付きのものを使う
昨今では、スマホをはじめ、さまざまな端末で標準装備となっていますが、防水機能が付いたものを選ぶことも必要です。防水機能があることで、水回りでもしもの際の故障リスクは抑えられるでしょう。しかし、防水機能があることによってリスクを必ず回避できるものではないので、その点には注意したいところです。
3-3. 専用ケースに入れて使用する
定期的に使用することがある方は、専用ケースに入れてタブレットを使用するのがおすすめです。専用ケースに入れることで防水性能がより向上しますので、より安心してタブレットを使えるでしょう。
3-4. 高いところなど手が届きにくい所におく
ペットや子どもが思わぬ行動をすることで水没する可能性もありますので、高所のような簡単に手が届きにくい所に保管することも大切です。細心の注意を払ってもどうしても避けられない場合もありますので、保管場所も注意しましょう。
4. まとめ
今回はタブレットが水没した際の注意点について解説しました。普段利用している際には、特段気にかけることはあまりないかもしれませんが、いざという時に焦って思わずNG行動をとってしまうこともあるでしょう。そのような行動を取らないために正しい処置、予防策を取りましょう。それでもすでに水没してしまっていたり、故障してしまったりすることがあるかもしれません。
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