タブレット データ復旧

タブレットのデータ復旧について！

消えてしまう原因や復旧方法を解説！

スマホよりも画面が大きく、パソコンほど重くないタブレット端末は持ち運びに適した便利なものです。そういった便利なタブレットですが、落として画面を割ってしまうことがあります。また、端末自体にトラブルが発生して起動しなくなってしまった場合や誤ってデータを削除してしまった場合、データを復旧するにはどうしたらよいのでしょうか。そこでこの記事では、タブレットのデータ復旧方法や業者の選び方について解説します。

タブレット端末のデータが消えてしまう原因は、大きく2つに分けられます。一つは「論理障害」で、OSが起動しない・フリーズする・ファイルを開けないといった、システムの不具合によるものです。間違ってリセット・初期化してしまったものが当てはまります。

もう一つは「物理障害」で、本体や基盤などを水没させてしまったり、落下させてしまったりして破損したものです。論理障害はソフトやアプリを使って自分でデータ復旧可能です。しかし物理障害は、電源自体が入らないなど重大なトラブルが起きやすく、データ復旧には知識が必要となるため、専門業者の力を借りる必要があります。

データ消滅の原因が「論理障害」の場合、データ復旧ソフトやクラウドに保存されているデータを使って復旧できます。日本で発売されているタブレットは大きく分けて iPadやiPad mini、Windowsタブレット、Androidのタブレットの3種類があり、種類によりデータ復旧の方法が異なります。

2-1. iPad、iPad miniの場合

iPad、iPad miniの場合、iCloudにデータがバックアップされていれば本体のデータが取り出せなくなったり、壊れてしまったりしても復元できます。バックアップされた時点でのデータになりますが、自動的にバックアップされるように設定しておけるので便利です。

ただし、無料では5GBまでの容量になるので、それ以上の容量があるときは有料のプランを利用する必要があります。クラウド以外では、パソコンにiTunesをインストールし、バックアップしたデータを復元する方法もあります。

2-2. Windowsタブレット（surface）の場合

Surfaceの場合は、データ復旧ソフトを使用するか、復旧業者に依頼するかのどちらかになります。データ復旧ソフトを使用すれば業者に依頼するより安く済みますが、仕事で使用するデータなど重要な内容を復旧したいならば、より確実性の高い業者に依頼する方法をおすすめします。

2-3. Androidタブレットの場合

Androidタブレットの場合は、Googleドライブのバックアップデータで復元します。タブレットの設定がバックアップONになっているか確認しましょう。もしバックアップされていない場合は、Androidタブレット用のデータ復元ソフトをパソコンにインストールして、タブレットを接続して復元することも可能です。

タブレットを持ち運んでいる時に落としてしまってバリバリに割れてしまった、もしくは水没させてしまった。

このような、本体および基盤に重大なダメージを受けた状態になっている場合は電源を切るか、充電しないことが一番大切です。

これは、電気を通すとさらに状態が悪くなるという理由からです。自分で何とかしようと考えず、早めにデータ復旧業者に相談しましょう。

3-1. データ復旧業者の探し方

物理障害の場合にデータ復旧したいのであれば、データ復旧業者に相談する方法をとるしかありません。では、信頼できる業者を探すにはどうしたらよいのでしょうか。業者選びに失敗すると、お金を払ってもデータの復旧ができなかったというケースや、高額の修理費を請求されることがあるので慎重に選ぶことが大切です。依頼する際に、前払いを要求する業者は避けましょう。他には、強引な営業をしてくる、価格設定に不明瞭な点が多い、またはあまりにも低価格のところも避けたほうが無難です。

業者を選ぶ際のポイントは、依頼する前の段階で丁寧な説明がある、 復旧に成功した場合のみ支払う成功報酬型を採用していることです。またこれまでの実績がある、プライバシーの保護、セキュリティ対策がされているといった点を基準にして選ぶと、失敗が少ないでしょう。