2024年01月12日

スマホの故障の原因と対策【Android/iPhone】

いつもエムシステムのコラムを見ていただきありがとうございます!

今回はスマートフォンの故障・不具合の原因と対策についてご紹介します。

機種にかかわらず共通する内容なので、参考にしてみてくださいね。

特に多いスマホの破損・不具合トラブル

・動作が重い/フリーズする
・画面が割れた
・カメラレンズにキズがついた
・水の中に落とした/液体をこぼした
・充電がすぐ減る
・充電できない
・起動しない

それぞれ詳しく、原因や対策を解説していきます。

トラブル別!原因と対処法

1.動作が重い/フリーズする

写真を撮るときに遅延したり、すぐに画面が固まる場合が当てはまります。
考えられる原因は以下です。


1-1.一部のアプリが重い

特定のアプリを開いているときやインストール後に症状が出るなら、そのアプリが原因かもしれません。

特にダウンロードデータの量が多いゲームアプリや、バックグラウンドで位置情報を使用する地図アプリなどは重くなりやすいです。アンインストールや設定の変更がおすすめです。


1-2.ストレージ不足

「ストレージがいっぱいです」「ストレージの空き領域がありません」といった表示が出ることはありませんか?

ストレージとはスマートフォン本体のデータ保管場所のこと。
基本的に写真や動画、音楽などもここにダウンロードされています。

しかし、端末の動作には主にストレージを使用するため、ストレージが圧迫されるとスマホ全体に影響が出てしまいます。
「設定」アプリから「ストレージ」の項目をチェックしてみましょう。
ストレージの空きが少ないときは、写真や動画の整理、クラウドでの保存が有効です。
また、Andoroidなら外部ストレージとしてSDカードも使えます。

 

1-3.キャッシュをクリア

GoogleChromeやSafariといったウェブブラウザには、よくアクセスするサイトの情報を一時的に保存してくれる「キャッシュ機能」があります。

しかし、キャッシュが溜まりすぎるとメモリという作業用の主記憶装置を圧迫してしまい、スマートフォンの動作を重くしてしまう恐れがあります。

そのため、溜まったキャッシュをクリアしなければなりません。日々キャッシュはどんどん溜まっていきます。定期的にクリアするようにしましょう。

 

1-4.OSのアップデート

OSとはスマートフォン全体を制御・管理する基本的なソフトウェアのことです。iPhoneであれば「iOS」、Andoroidであれば「Andoroid OS」が搭載されています。

OSは不具合の修正や機能の追加、セキュリティ対策のためにバージョンアップが行われます。バージョンアップせずに放置していると、さまざまな面でトラブルが起きやすくなります。常に最新のバージョンにしておきましょう。

 

2.画面/カメラなどの破損 / ひび割れ

落下による画面割れやひび割れ、カメラのキズなどは非常に多いトラブルです。
できるなら買い替えよりも手軽に安く済ませたいですよね。


2-1.破損したパーツの交換

画面やカメラレンズなどの外部破損はパーツ交換で元通りになる可能性が高いです。

カメラレンズもそのパーツだけ交換できますので、まずは修理を検討してみて下さいね。

まずはメーカーやショップの保証で対応できるか確認しましょう。
保証対象外の場合や、今すぐ修理したい時は修理専門店も選択肢のひとつです。

エムシステムでは店頭在庫があれば1時間程度でお渡し可能なケースがも多いです。
店頭に在庫がない機種・パーツも取り寄せなどで対応させていただきますので、一度ご相談ください。


2-2.パーツ破損の予防対策

落とした時に備えて、できるだけダメージを抑えるために予防しておきたいですよね。

スマホケース以外にもスマホストラップ、スマホショルダーで落とさない工夫をしてみてはいかがでしょうか。
さらに、エムシステムではガラスフィルムやガラスコーティングの施工も承っております。

手の小さい方や、お子さまが使われる端末はあらかじめ対策しておくと安心ですよ。

 

3.充電できない / 充電がすぐになくなる

画面割れと同じくらい多いのが充電やバッテリー関連のトラブル。
「起動しない」「動作が重い」原因もバッテリーが原因のこともあります。


3-1.バッテリーの劣化

実は、スマホのバッテリーは交換が前提の消耗品です。

新品のバッテリーは100%充電することができますが、劣化していくと充電できる量が減っていきます

つまり、表示では100%でも、実際には新品の80%しか充電できないような状態になるのです。

充電関係のトラブルはバッテリー交換で改善することがほとんどです。
また、起動しない場合もバッテリー交換で使えるようになったりします。

よく交換の目安として
・購入から約2年
・バッテリーの最大容量が85%以下になったら
といわれます。

バッテリーの状態は以下の手順で確認できますよ。

Andoroid端末:「設定」アプリ→「デバイス情報」→「電池性能表示」に記載されている数値をチェック
※「システム」や「端末状態」から確認する機種もあります
iPhone:「設定」アプリ→「バッテリー」→「バッテリーの状態」→ 「最大容量」に記載されている数値をチェック


3-2.充電口の汚れ

バッテリーに問題がないのであれば、充電器を挿す充電口の破損が疑われます。
充電器を挿しても反応しない、反応したりしなかったりするならこちらが原因の可能性が高いです。
この場合、つまようじや竹串など、細いものでゴミや汚れを掃除すると効果的です。
また、充電器の端子が中で折れたときも、ピンセットで綺麗にとれば再び使えます。

 

3-3.充電口の破損

掃除しても改善しない時は充電口パーツの交換を考えましょう。
無理に端子を差し込んだり、充電を繰り返したりすると接続部分もすり減って消耗していきます。

4.水中に落とした / 液体をこぼした / 水没

日常の中でどこでも手元にあるスマホ。雨の日の屋外、トイレ、飲み物をこぼしたなど「ちょっと濡れたけどそのまま使えるから」と放置していると、突然故障することがあります。


4-1.家でできる応急処置

水分に触れさせてしまった場合、まずはすぐに電源を切りましょう。濡れたまま通電させるとよりダメージが発生しやすくなるためです。SIMカードやSDカードなどもできれば取り外しましょう。
そのあとなるべく早く乾燥修理を行いましょう。

すぐに修理できないときは放置して乾燥させます。
このとき、端末を振って水分を出そうとしたり、充電したり、ドライヤーで乾かしてはいけません。
内部の他のパーツまで浸水したり、熱によってパーツが故障したり、被害が大きくなってしまいます。

しばらくして通常通り使えるようになっても、放置せずに修理に出してください。
錆などが原因で時間差で壊れることが非常に多いです。


4-2.端末内部の乾燥・洗浄修理

水没が疑われる場合、はじめに端末を分解して内部の各パーツを乾燥させます。

それぞれのパーツの状態をチェックします。この時、浸水によって内部の金属製パーツが錆び、障害を起こしているようであれば、洗浄修理で治ることがあります。

4-3.基板修理

乾燥修理・洗浄修理でなおらない場合は基板修理を行います。
これは起動しない理由が錆によるものではなく、基板や回路の破損によるケースです。
錆びた金属が腐食で回路が欠損していたり、ショート時の熱によって焼け焦げていたりすることがあります。

基板修理も状態の重さはさまざまです。かなり破損がひどいときは、基板修理でも治らない場合があります。
また、一時的に回復したとしても故障が再発することが予想されます。

 

4-3.水没を予防するには

浴槽やトイレに落としてしまうケースは防ぐことが難しいかもしれません。

しかし、お風呂に持ち込んだり、悪天候の屋外での使用は避けることで突然の故障のリスクは抑えることができます。

「耐水・防水だから」「防水ケースに入れているから」とついつい使ってしまいがちですが、充電口やスピーカーがある以上、完全に防ぐことは不可能です。
お風呂での水蒸気などでじわじわと浸水していることも多く、リスクが高いといえます。

 

まとめ

現代では日常生活に欠かせないスマホ。
連絡ツール、大切な写真や仕事で使うデータなど様々なものが詰まっていますよね。

いざ故障したときに備えて、対処法を知っておくとスムーズに対応できますよ。

また、普段からデータのバックアップを取っておくことも重要です。
クラウドサービスや自動バックアップなどを設定しておきましょう。

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