2024年03月01日

Nintendo Switch(スイッチ)のJoy-Con(ジョイコン)の不具合と修理

こんにちは。いつもエムシステムのコラムをご覧いただきありがとうございます。

 

今回はNintendo Switchのジョイコンのアナログスティックの故障と修理についてご紹介します。

 

ゲーム機として大人気のSwitchですが、使用を続けるとさまざまな不具合が起こりやすいです。

特に直接操作するJoy-Conのアナログスティックは摩耗しやすい部分です。

 

・ジョイコンのアナログスティックが反応しない

・勝手に動く/ずれる

・ゆるくなった

・パーツが割れた

 

など、故障は多岐にわたります。

 

よくゲームをする場合、メーカー修理では1~2週間ほど時間がかかってもどかしいですよね。

 

「捜査していないのにキャラクターやカーソルが勝手に動く」

「思った通りに操作できない」

 

上記のような不具合は「ドリフト現象」と呼ばれる不具合です。

今回はその原因と修理方法について解説していきます。 

 

スティックが勝手に動く不具合が起こってしまう原因として以下のものが考えられます。

 

・パーツの摩耗

・ばねが曲がり中心点がズレる

・削れカスやホコリ

・本体の不具合

 

Joy-Conのアナログスティックの支柱部分は、プラスチックでできています。度重なるゲームプレイにより、プラスチックは摩耗し、正しい動きを認識できなくなります。

 

バネの劣化

アナログスティックを中心に戻るために、内部にはバネが実装されています。このバネが金属疲労などによって曲がると、中心点からずれたまま正しい位置に戻らなくなります。

 

削れカスやごみ

可動部分の摩耗による削れカスや、外から入ってきたほこりなどのごみによって接触不良を引き起こしていることもあります。

ゲームによってはスティックを常時捜査しているため、他のパーツより消耗しつづけ、操作に影響が出てきてしまうことがあるのです。

 

本体の不具合

Switch本体も長く使っていくうちに劣化してしまうものです。

本体の基盤の故障により、コントローラーの操作や認識に不具合が発生することもあります。また、ソフトウェアの一時的な不具合で、コントローラー操作に不具合が出る可能性があります。

 

操作に違和感を感じていても、スティックそのものの故障ではなく、スイッチ本体とコントローラーの接続や、スティックの位置の認識が噛み合っていない場合も考えられます。

 

コントローラーが勝手に動く不具合が起こった時に簡単にできる対処法として、以下のものが挙げられます。

 

・シンクロボタンを押す

・スティックの補正をする

・コントローラーのソフトウェアを更新する

・パーツの清掃をする

 

特別な操作など必要なく、すぐに確認できるので、修理などを検討される前にまず試してみてください。

シンクロボタンを押す

ジョイコンの側面にあるシンクロボタンを押すことで、一時的にSwitch本体との接続を切ることができます。

シンクロボタンを押した後、AボタンやL/Rボタンなど、どこかのボタンを押すことで再接続されます。

再接続後、動作に異常がないか確認してみましょう。

スティックの補正をする

まずはスティックの動作確認を行いましょう。

スイッチの「設定」「コントローラーとセンサー」「スティックの補正」でスティックの動作を視覚的に確認することができます。

まずはこちらでスティックがどういったトラブルを抱えているのか確認していきます。

 

補正したいスティックを押し込むとそれぞれのスティックの動作を確認できます。

そしてここでは以下の2つの内容を確認してください。

①スティックに触っていないときに、マークが●ではなく+になっていること

 

マークがで表示されているときは、スティックが中心にあり一切操作もされていない状態を示しています。

これがスティックに触っていないのにになると勝手に動いている状態です

またスティックを操作したあともしっかりとになり、中心に戻ってくるかも確認してください。

②スティックを回して、円の色が変わること

 

スティックを十分外側に回してみて円の色がグレーから青に変わると、スティックの可動域をすべて使えている状態を示しています。

これが一部分でも中途半端に戻って円の色がグレーになると、その分スティックが内側に移動したと本体が認識していることになります。

 

動作に異常が見つかったらスティックの補正を試す

上記の画面でボタンを押すとスティックを補正することができます。

スイッチに表示される手順にしたがってスティックを動かしてください。

本体にスティックの認識のズレがあった場合、スティックを補正すると症状が改善される可能性があります。

参考:【Switch】スティックを触っていないのに、勝手にキャラクターや画面が動いてしまいます。

 

コントローラーのソフトウェアを更新する

スイッチの「設定」「コントローラーとセンサー」「コントローラーの更新」でつながっているコントローラーのソフトウェアを更新することができます。

 

ソフトウェアの更新によってドリフト現象の症状が改善する可能性があります。

Wi-Fiに接続すればすぐに試すことができるので、簡単に確認することができます。

この2点を試しても症状が改善されない場合、ソフトウェア側ではなくスティックそのものの物理的な故障が考えられます。

 

パーツの清掃をする

スティックの削れたカスやほこりなどのごみが内部に侵入することで不具合が生じることがあります。

そんなときは、「接点洗浄剤」や「エアダスター」を使ってゴミを取り除きましょう。エアダスターをスティックの根本部分に向かって噴射することで、スティック内に入り込んだほこりを、ある程度吹き飛ばすことができます。

接点洗浄剤(接点復活剤)はごみのつまりで接点不良を起こしている場合に効果があります。

スティックの修理・交換をする

これまでに挙げたどの対処法を試してみても症状が改善しない場合、スティックの部品の交換や修理が必要です。

ジョイコンの修理キットは市販されているため、個人でも対応できますが修理にはそれなりの技術や知識が必要です。

ジョイコンの内部にも小さな電子基板が実装されています。分解・交換時に、基板上のICチップやコネクタを破損させてしまうと復旧不可能な故障が発生する恐れがあります。

勝手に動く不具合が起きたら、修理は専門業者に依頼するのが安心です。

 

スイッチのスティックは消耗品?

 

スイッチのスティックはその見た目からは想像がつかないほど細かくに作られています。

また、スムーズな操作性を実現するために比較的やわらかい素材でできています。

そのため過度な力をこめてゲームをプレイすると、ユーザーが思っているよりも早く不具合がでてしまいます。激しいアクションゲームなどは一定の方向に力がかかりやすいです。

 

スティックの反応が悪いからといって、新品を購入するにしてもソフト1本分の値段がするようなジョイコンを簡単に買い替えるのは悩ましいところ。

 

エムシステムでは最短30分から修理が可能です。修理すればまだまだお使いいただけますよ。

エムシステムではニンテンドースイッチのさまざまな症状の修理を即日で承っております。

今回ご紹介したスティックのトラブルだけではなく、液晶・バッテリー・充電口の交換など幅広く承っております。

スイッチのトラブルでお困りの際はまずはお気軽にお問い合わせください。

 

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